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「上の空」搬入ボランティア体験 
夏に展示させていただいた渋谷NADARで12月10日(土)に
12月11日(月)から始まる山本昌男氏の展示「上の空」作品の搬入の
お手伝いをさせていただきました。

山本氏のプリントは、さまざまなサイズの、
と言っても、1番大きくても広げた両の手のひらに収まってしまう。
一番小さなものは名刺の1/3くらい?
小さな小さな写真たち。

それ自体、一点、一点作品として完成しているのですが、
空間に浮遊するピースとして壁面に散りばめられます。

そのピースを散りばめる作業を、他の応募者の方々と共にさせていただきました。

今回、搬入ボランティアを募集した理由として
「(これまでの展示は全て作家本人と奥様との2人でやってきたのだけれど)
自分とは関係のない人間がこれらのピースを使って
自分が思いつきもしないような物語を紡いでくれるのを見てみたかった」
というようなことをおっしゃっていました。
厳密には違う表現だったかもしれません。

ここを頂点として、左右になだらかな山になるように、
原則として下の方に濃い色、大き目の作品を、
(山のようなピースの中から)選ぶ写真は深く考えなくていい、
ただ、置くときは周りの写真との何がしかのつながり、
物語を感じられる場所においてほしい
でも、アタマで思いつくような物語はツマラナイから直感、感覚で…
といった、大まかな指示のもと
作家と私たちボランティアが
それぞれ自由に思いのままに壁面に貼り付けていく作業、というかセッション。

もちろん、全体のキーとなる作品や、全体を通しての
バランスを考えた直し、最終的な仕上げは作家が決めています。

“うえのそら”、“うわのそら”
どちらでも読めるように付けたという「上の空」というタイトルのごとく
この展示の内容をはっきりとした言葉にすることは難しいです。

それは作家と世界の狭間に横たわる無意識の領域のようなもの。

他人である作家の無意識のかけらを拾って、自分の無意識と繋げて
ギャラリーという空間に作家と世界の無意識を再構成する。

貴重な体験をすることができました。

渋谷NADAR「上の空」展示情報詳細
山本昌男HP

山本氏の作品は、日本ではほとんど展示されることがないです。
興味をもたれた方はこの機会を逃さず足を運ばれることをおススメいたします。
# by lirong | 2006-12-11 11:40